本日6月17日は、大和の率川神社の三枝草祭の日です。
三枝草とはささゆりの古名で、古事記では「さゑ」といって、
神武天皇が愛するヒメタタライスズヒメに想いを寄せた歌が記されています。
さて、そのささゆり、三枝草ですが、実は糸魚川が北限だといわれていて、
糸魚川の花でもあるんですね。なにか古からのご縁を感じます。

(6月5日糸魚川市某所にて撮影)
糸魚川の山の中には、今たくさんのささゆりが咲いています。
糸魚川のささゆりは、写真のように小振りで白っぽい上品でかわいらしい花をつけます。
一方、大和のささゆりは、華麗で大輪なピンク色をしています。
きっと大輪に咲き誇ったささゆりが今頃、神前に献花されていることでしょう。
三輪山にもたくさん咲いているでしょうね。
率川神社HP
http://www.isagawa-jinja.jp/izagawa.index.html.html

率川神社(2013年5月19日撮影)

祭神はヒメタタライスズヒメ。
昨年、天井画を描く際、炎の描写に困っていた時に
素晴しいたたらのご縁をいただいたので、お礼詣りに行ったのでした。
奈良市内最古の神社です。
こしひかりは、このご縁を嬉しく思い、
ささゆりの絵を2点、個展の時に展示したのでした。

そして同じく個展の時に、某宮司様よりいただきました。
糸魚川の「加賀の井」さんの大吟醸「くろうざえもん」というお酒です。
クジラベーコンと合わせました。
姫川で拾ったヒスイを箸置きにしてみましたよ。
さて、14日の土田先生の公開講座は50人定員のところ
80名以上の申し込みが合ったそうでして、大成功に終わりました。
遠くからお越しの方々、有難うございました。
さてさて、今週はいよいよ私の番。
今、必死に資料を制作中です。