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能生白山神社 春季大祭2013

 【26//2013】

24日、能生白山神社の春季大祭が行われました。
私が住む上越市はこの日朝から風が強く、春季大祭への影響を心配しておりましたが、
夕方能生の方からTELをいただいた時、「こっちは朝から全く風が無いよ」とのこと。

私が仕事を終わらせ祭へ向かおうとした時には、既に時計の針は5時20分をまわっていました。
毎年この祭を見に来ているけれど、いつもならば陵王を見終えてとっくに家に帰っている時間です。

助手席にいる息子に「もうお祭り終わっちゃったんじゃないのー?」と言われながらも
8号線をひた走る。
そして諦め半分で駐車場につき車から降りるや否や、

「わー」という人々の歓声が聞こえてきました。

2013能生白山2

ちょうどクライマックスです!
最後のお神輿(三の神輿=大国主命)が御旅所に還御されるところでした。

2013能生白山3
イザナギ命、奴奈川姫、大国主命の三基のお神輿が並びましたよ。


昼前は激しく神輿のお走りが行われ、そして午後から国指定重要無形民俗文化財の舞楽奉納が行われました。
お祭りの関係者の皆さま、朝からお疲れ様でした。

2013能生白山4
神の使いである稚児達は、祭の最後まで地に足をつけることは許されません。

稚児役の男の子5人は春休みから稽古を重ね、祭り近くになると「お籠り」と言われ神社で厳しい修行をします。朝は冷水をかぶるみそぎと修跋から始まり、学校は午後から放課。その後神社で猛特訓を受け、迎えた当日、眉と髪は剃りおとされるのです。

こうやってこの祭はこの小さな漁村で500年もの間
脈々と受け継がれてきたのですね。すごいです

祭が終り、稚児は親戚の方々に
「よかったよ!おつかれさま!」と言われながら、晴れやかな笑顔を見せてくれました。


2013能生白山5
祭が終って人の姿がまばらになると、雨があたり始めました。
そして、誰もいなくなった。。。

2013能生白山1
日本海の弁天岩(摂社)につながれたこいのぼり。

今年もこの空で奴奈川姫がご覧になられているのかな。


2011年陵王の舞YOUTUBE


●能生白山神社のまとめ

場所:糸魚川市能生(のう)

祭神は、イザナギ命、 奴奈川姫、大国主命、

旧能生町は、糸魚川市と上越市の間にある小さな漁村です。
何年か前に糸魚川市と合併され、「糸魚川市能生」となりました。

ここの白山神社は、1000年以上の歴史を誇る神社と言い伝えられています。
九頭龍伝説においては、九頭龍の頭が、長野県の戸隠神社、胴体の部分が、妙高市の関山神社。
そして、しっぽ(尾)が、ここ、能生白山神社に納められていると伝えられています。
本殿のすぐ裏山ですが、その名のとおり「尾山」と言います。

尾山は小さい山ですが、暖性地と寒性地の両方の特色を合わせ持った珍しい生態系を持つ山(東日本と西日本の境界の山)として知られています。 天然記念物ヒメハルゼミの生息地としても知られています。 本殿は重文指定。


こちらからドキュメンタリーで祭りの一部始終を見ることができます。
何度見ても感動します。

能生白山神社春季大祭①

能生白山神社春季大祭②

能生白山神社春季大祭③

能生白山神社春季大祭④

能生白山神社春季大祭⑤(舞楽奉納~)

能生白山神社春季大祭⑥(童羅利~)

能生白山神社春季大祭⑦(弓法楽~)

能生白山神社春季大祭⑧(陵王) 

能生白山神社春季大祭⑨(祭りの終わり)

Category: ✿越(新潟・富山・石川・福井)

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天井画、無事に奉納♪子安社新社殿完成、遷宮祭

 【24//2013】

21日、陀羅尼八幡神社子安社の総ヒノキ造りの新社殿が完成し、
遷座祭が執り行われました。

関係者や氏子ら80名が見守る中、四人の神職さんらの手により唐櫃に納められたサクヤヒメの御神体は、本殿から木の香り漂う新しい子安社へと安置されました。(神事に出席していたため、写真撮影ができませんでしたので、のちほど新聞記事を載せます。)

神事が終り、簡単でしたが私から天井画の解説をさせていただきました。
東西南北に水を書いたこと、偶然に出会った方に誘われた奥出雲のたたら見学で、宮様や出雲大社千家宮司さんらと同じ時間一緒に見学出来たこと、そしてその炎を描いたこと。
構図の意味、赤の意味。
その後、郷土史家の青山先生が、子安信仰のお話と私の天井画についてお話してくださいました。

sennzasai1
遷宮祭前日の写真


御神体が鎮座された時、
天井に描いた円は立体になり、天界へと続く大きな御柱となりました。



感無量です!      

SENNZASAI#

天井画の依頼を受けた時に、妊娠7カ月で腹の中にいた子供は
もうこんなに大きくなりました。

天界からゆっくりと地上に舞い降りてきた一枚の花びらは、
やがて新しい生命として宿り受け継がれる。


どうか、この信仰が孫子の代まで永遠に続きますように。


産屋の炎よ、永遠あれ!






Category: ◆本・新聞、その他

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個展のお知らせ (谷村美術館 玉翠園)

 【18//2013】

このたびヒスイ原石を配置した北陸の名園、谷村美術館さんで
「奴奈川姫を描く」と題した個展をさせていただく運びとなりました。

さわやかな潮風と新緑の美しい庭園、見頃のツツジや牡丹を眺めながら、
古代奴奈川ロマンの世界にご招待いたします。(^^)

個展のチラシJPEG.jpg
PDFはこちらから

●会期 
 平成25年 5月31日(金)~6月3日(月)
 午前10時~午後5時まで(最終日15時まで)

●場所 
 谷村美術館 玉翠園内
    〒941-0054 新潟県糸魚川市京ケ峰2-1-13
    TEL(025)552-9277  FAX(025)552-9310
    http://www.gyokusuien.jp/

●入場料 1,000円 
  谷村美術館・玉翠園(川崎日香浬日本画展)・翡翠園の入場券と
  ドリンク券(お抹茶またはコーヒー)がセットになっています。(通常料金1200円)
   
   


チラシは、昨年の秋に完成した横5m20cmの大きな作品(初お披露目です)
「祝 古事記編纂1300年 神在月―――高志から出雲へ」(2012)です。

また、谷村美術館(村野藤吾の設計)では、
文化勲章作家澤田政廣の木彫作品が常設展示になっております。
(こちらも1000円の入場料に含まれております。)

新緑とツツジや牡丹もキレイですが、70トンのコバルトヒスイの原石は圧巻です。



会期までまだまだ先のことと思っていた個展も、残り1か月半をきってしまいました。
ご案内は、印刷が出来次第郵送させていただきます。


Category: ◆本・新聞、その他

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天津神社・奴奈川神社春季大祭と素人の考察

 【11//2013】

春です!
今年もこの日がやってまいりました!

昨日500年の伝統を誇る
天津神社・奴奈川神社の春季大祭(けんか祭りと舞楽奉納)が盛大に執り行われました。

春季大祭5

私の住む町から日本海沿いに50分程車を走らせ
12時頃に天津神社・奴奈川神社に到着しました。

私が到着した頃には既に神輿同志が大きくぶつかり合っていました。

けんかだ!

けんかだー!

神輿同志のぶつかり合いを、大和と出雲のけんかという人もいます。

といいますのも、同じ境内に大和と出雲が意味深にお祀りされているのですから。


平日とは思えないくらい糸魚川は熱い!!

Syunnkitaisai4
ドンデンドンと太鼓の音が鳴り響きます♪

syunnkitaisa1.jpg
神官さんが依白を大きく振り回します。
けんか神輿のクライマックス!

syunnkitaisai2.jpg
走れ―!

わーーー!!

syunnkitaisai3.jpg
こちらも毎年おなじみの光景。
興奮して憑依した氏子が、依白の竹を振る!振る!振る!

私の住む城下町高田の
のんび~り気質とは真逆の性格を持つ、海人の気質。

男性も強いが、女性も強い。女性も怖い。(笑)

昔から、高田の人間は「あの方は海沿いの方ですから、はっきりしてますわ。」
なんて、会話の中でもよく耳にするくらいです。

午後からは雰囲気が一転、静寂の中
国指定の無形文化財の舞楽奉納が日暮れまで行われました。

さて、興奮状態のまま私は子供の帰宅時間もあり
4時には家路に着きました。

土田孝雄先生より、この春季大祭の「詩歌応答」についてくわしく書かれた
平成2年の新潟日報の新聞記事のコピーをいただき、
今朝3時半に起きてじっくり拝読させていただきました。

やはり凄いです。
糸魚川で行われていることは古代から何ら変わっていないのではないだろうか??
500年の伝統とはいえ、その前はどうであったか誰にもわからないわけで、
1000年の伝統があるのかもしれません。


先人達が紡いできた長い長い糸を
一挙に手繰り寄せたくなるような衝動に駆られます。

舞楽奉納の稚児舞は、かつて糸魚川出身の相馬御風も幼少期舞っていたとは知りませんでした。

妙高の峰 ゆるぎなく 荒川の水 つくるなき 
みのり豊けき 頸城野に 育つ稚松 姫小松

先日、息子の入学式で久しぶりに聞いた母校の校歌も御風の詞です。
記事を読んで今朝は昨日の感動に浸っていました。





そして、この天津神社・奴奈川神社のけんか祭りと舞楽奉納の起源について
前々から少しひっかかっていたことがあり、明け方ずっと考えていました。

これはあくまでも素人の私見、といいますか直感に近いのですが、
上越市の式内社、阿比多神社の由縁と何か関係があるように思えてならないのです。

阿比多、聞き慣れない名前ですが、全国に唯一もう一社
大阪に阿比太神社(式内社)があるのです。

阿比太神社のご由緒を見ると、「阿比太連」の存在が浮かび上がります。
姓氏録では聖徳太子に使え、また、百済に派遣されたとされる使者阿比太。
阿比太が上越から百済へ船で出航していたとしても何ら不思議はありません。

糸魚川の舞楽奉納は四天王寺の流れを汲むものなので、
聖徳太子の時代に連であった阿比太が
こちらに舞楽を持ってきたのではなかろうか。

というのが素人こしひかりの推測です。

そして、越の国に不自然に多く鎮座する「物部神社」の存在。
大阪の阿比太神社と祖は同じです。

私は上越の阿比多神社に祀られる少彦名命や奴奈川姫に
出雲とのご縁という多大なご利益をいただきました。

個展をさせていただいた玉造温泉は、少彦名命が発見したと伝えられているわけですから
これは少彦名命や奴奈川姫の思し召し以外の何ものでもありません。

このことに関しては、時間をかけて出来る限り調べてみるつもりです。



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