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渡辺義一郎先生の本

 【29//2017】


今から38年前に出版された幻の本、

「古代越後奴奈川姫伝説の謎」の著者、渡辺義一郎先生が、

デジタル本を出版されています。

渡辺義一郎先生の著書集


義っちゃん先生こと、渡辺義一郎先生は、

上越市出身でアルピニストでもあります。

わずか33才で、古代越後奴奈川姫伝説の謎を執筆、

自費出版された凄腕の持ち主です。



私がこの本に出会ったのも30歳くらいの時だったので、その時は

脳天から大水を食らったような衝撃でした。

おそらくこの本を読んだだれもが「年配研究者が書いた本」

と疑わず読んでいることでしょう。笑

ですから筆者がご存命だなんて思いもしないはずです。



この本の素晴らしいところは、

地方史の書物〔例えば郡史及び郡史稿や、風土記節解〕などでは

追いきれない部分、今では知ることのできない古老の言い伝えなどが

筆者のフィールドワークとともに数多く盛り込まれているところ。

この点がとくに魅力的です。

口碑伝承研究という分野においても、

とくに資料的価値のある名著といえるとおもいます。



多少斬新すぎる部分?〔笑〕は、渡辺先生ご本人も認められているところでもあります。

〔読みたい方は、上越市の図書館へ行かれてください。〕




その渡辺義一郎先生と私との出会いは、まさに姫が縁結びくださった!

としか思えないような、不思議な出会いでした。



かれこれ6、7年ほど前の話。

埼玉県在住で、私を奥出雲の日刀保たたら見学に

ご案内くださいましたTさんという方が、

東京で行われたとある登山の本の出版パーティーに出席したところ、

奴奈川姫にとても詳しい方がいらしたとおっしゃるのです。

その方こそ、渡辺義一郎先生でした。




私はTさんから渡辺先生を紹介いただき、

その後、先生の最後のお手持ちの一冊である

「古代越後奴奈川姫伝説の謎」の著書を

拝領したのでした。


それ以来、一緒に飲みに行き、奴奈川姫についての新発見を報告したり、

エベレストの話、お互いに大好きな日本酒を片手に、

古代史談議に花を咲かせたこともありました。


先生は長身でイケメン!→とはいえ私の父より上でいらっしゃいます。

そして!あの江上波夫先生と何度も中国へ行かれたのだとか。

羨ましい限りです。

私が数年前の山陰中央新報のコメントに

「いずれ東アジアの奴奈川姫を描きたい」と言ったのも

渡辺先生の影響を受けたが故のコメントでした。


なかなか奴奈川だけを追いかけていると、

ヒスイが採れる=「独りよがりのお国自慢」になりがちですが、

そんなローカルで話を纏めてしまったら、奴奈川姫命が可哀想!

というのが私の想いの根本にあります。




現在先生は東京にお住まいなので、なかなかお会いできませんが、

たまにこしひかりのことを気にかけてくださり、

このブログをのぞいてくださったり、

またメールをくださったりして、いろんなことをご教示いただいています。


現在中国史地研究がご専門で、

敦煌壁画にも造詣が深くていらっしゃいます。

先生の著書、『鑑真和上伝 唐大和上東征傳』

〔ペンネームで出されています〕は泣けました。



「日本武術の源流」も読みたいです。

日本武術といえば、国技である相撲を最初に思い浮かべますが、

相撲の源流というのは難しく、

〔※勿論、日本初相撲は古事記の故事による〕

その前はどこからどう流れて来たのかが興味深いです。

土俵の形、掛け声から、尤もらしくユダヤ説が蔓延していますが、

実際はどうなのでしょうか。


私も相撲ではないですが〔笑〕、

20歳くらいまで空手を嗜んでいたこともあり、

武術に関しては一般女性よりかは多少興味があります。



インド仏教と格闘技が大好きな

師にも送って差し上げる予定です。

渡辺先生の本には、いつもおどろかされるばかりです。

みなさんも読んでみてくださいね。


Category: ◆本・新聞、その他

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