昨日9月20日、諏訪入りしてきました。
4月8日ガラスの里企画展の祝賀会で
お世話になった諏訪の神々へ、
感謝の会と称し、某所をお借りしお招きして
お茶を一服ずつ献上させていただきました。
私めにはあまりにもったいない場でしたので、
ここでお伝えすることができないのが残念ですが、
人生の思い出に残るひとときになりました。
お諏訪さまからのプレゼントかな💗
会が無事に終わり、越へ帰ってきて一番にしたことは、
茶道具を一式残してくれた私の祖父に、
感謝の茶をたてること。

まずは、お軸にも献茶。
9月20日は、ちょうど彼岸入りの日でしたね。
このお軸は、
7年前に亡くなったわたしの祖父が
昨日の感謝の会の為に用意してくれたとしか思えない
和歌が書かれた、有職のお軸。
奇跡ではなく、お導きでしょうか。
中回しに竹屋町裂を使うとは、
表具した人もさすがと思える逸品です。
そういえば、
二年前に96歳で亡くなられた、表千家の堀内宗心宗匠が
私が娘時代、こんなことをおっしゃられていました。
「お席が済んだら、お軸は巻き取られたほうが
よろしいでしょう。もったいのうさかいに。」
まだ娘だった私には、
掛け軸を掛けっぱなしにすることが
もったいないという意味が、全く理解できませんでした。
20日にこのお軸を、初めて自分で扱わせていただき、
ようやくその意味がわかりました!
お軸はすぐに巻き取りましたよ、堀内宗匠。
もったいのうさかいに。😭

おじいちゃん、ありがとう!
毎朝、私にお茶を点ててくれていた祖父。
おじいちゃんが死んだら、
いつかありがたいなと思う時が来るぞ!
と、本人は言っていましたが、
本当に今、神になった祖父へ感謝の気持ちが溢れます。
おかげさまで、諏訪の神々にお茶を献上できました。
おじいさま、大社せんべいをどうぞ。笑
祖父と私の、神人共食。
拝