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[古語拾遺] 斎部広成撰

 【15//2013】

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  古語拾遺(こごしゅい)斎部広成撰 岩波文庫 

「忌部氏のことを知りたければ古語拾遺を読むといいですよ」
と土田先生に勧められて購入した本です。

古語拾遺とは、807年に斎部広成が書き記した書物で、この本の冒頭は原文読み下しで始まりますが、古事記のような文体とは異なり読み易くて文も短いので、声に出して読んでも15分足らずで全て読み終えてしまえそうな短編書物です。

内容は実に興味深いもので、祭祀の中心を司っていた斎部が、中臣や藤原にモノ申しています。
時に807年、どうしても書いておかないと気が済まない!という斎部広成の気迫が伝わってきます。

後半の御歳神のくだりなどは記紀にも記されていないことですし、記紀や風土記のような語り伝える為の神物語ではない内容が、逆に新鮮に感じました。

題名は「古語」拾遺なのに、現代の世に書いたように斬新に感じます。



また、「造祭祀具の斎部の段」の麻の記述などもためになりました。
(斎部が)阿波の国に遣はして、穀・麻の種を殖ゑしむ。

木綿(ゆう)と木綿(もめん)を今まで混同させていただけに、太布との矛盾が解けました。(^~^;

記紀や風土記と照らしあせて読むのも面白いかもしれません。





Category: ◆本・新聞、その他

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