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緑と白

 【23//2017】




方々の会社から、年始用の注文が入ります。

多いところは一社で50箱。


箱を組んで品物を入れ

包装紙で包んで、印刷したのし紙をかける

これを永遠に繰り返す一日。

足の踏み場もありません💦





ちょっと一服。

いただいたひすい餅です。

明日葉のさわやかな香りのもちもちのおもちと

黄身あんが絶妙!

大好きな糸魚川のお菓子です。

糸魚川駅前ヒスイ王国館に冷凍で販売してます。


手前にあるのは、ホンモノのひすい。

外が雪に覆われ、すでに緑が恋しくなって

しまっています。みんな緑❣️



このヒスイ、指で表面をそっと撫でると、

きめ細かくて、ひすい餅と触感が一緒です。🤣



子供は今日が終業式でした。





お抹茶大好き二歳児

「お茶くだたい❣️」とおねだりしてきます。

「なんのお茶飲むの?煎茶?番茶?お抹茶?」

と訪ねると、「お抹茶❣️これ❣️」と言って

茶筅を持ってきます。



子供が抹茶を飲んで、苦くないのかって、

抹茶が苦いのはたいがい、点て方が下手か、

抹茶が安いか、どちらかが原因でして、by茶店店主


子供たちは、本来お抹茶が大好きなはずなのですよー‼️






さて、大作用の絵の下地用に、

ホワイトの顔料12キロを、大人買いしました。🤗

チタン系のホワイトは本当に真っ白!


でもさすがに12キロも買うと、

💸の方も目に上がってしまいます😭💦

白だからマシですが、もし緑だったらン十万



この物入りの時期に届いてしまい、🎁🍗🎄🎍

どうしよう、、、頭の中も真っ白。


これぞホントのホワイトクリスマス🎄🎅😭






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床の間を愛でる会

 【21//2017】

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昨日は本番でした。

躙り口から席入りしていただき

10年ぶりの小間の炉開き。

ぶっつけ本番

もうすこしお点前の稽古をしておけばよかったです。😭



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広間に場所を移して、

この日のメインは床の間です‼️


お客さん大喜び❣️


糸魚川の限定酒

絆で乾杯‼️



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狩の師匠の猪肉、

糸魚川産猪をザラメとお醤油でコトコト煮て角煮をつくりました。


こんな美味しい猪肉はじめて食べた‼️

と、喜んでいただけました。

よかった、よかった‼️ 手前味噌でした。🤣



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お酒が先か、お茶が先か。

 【19//2017】


高田公園のお堀に

マガモがたくさん飛来していましたよ!



本日晴天なり



マガモは狩猟鳥獣です。

コガモ、スズガモ、もちろんこの間のカルガモも

狩猟鳥獣。


※我が国に生息する鳥獣のうち、鳥類28種と獣類20種が狩猟鳥獣に指定されています。


(↑しっかり狩猟づいてしまっていますが)


しかし、トモエガモなど、同じカモの仲間でも

非狩猟鳥獣(狩猟で獲ってはいけない鳥獣)の

カモもいるのだそうでして、紛らわしいですね。

オスはキレイですし、柄でわかりやすいです。


ところが、これがメスとなると全く見分けがつきません。



私のようなど素人は、カモ類のメスは、

全部カルガモに見えてしまいます。笑

😅

(※カルガモはクチバシの先端が黄色だそうです。)





だいたい雌雄一緒にいるでしょうけれど

混ざって泳いでいたら、全くわかりません。

しかも目視50mなどという距離で

判別は難しいでしょうに、ハンターってすごい。


以前狩猟雑誌で、非狩猟鳥獣のトモエガモのメスを

獲ったどー!と載せてしまい

問題になったことがあったそうですが、

それ程、プロでもメスの判別は難しいみたいです。




お堀にうかぶマガモを横目に、そんなことなど考えながら、

さてさて、来客を迎える準備!



猪口は斉藤三郎、向付は七官青磁、
箸置きは茅野市の国宝縄文ビーナス(おもちゃ)


三ヶ月程前に漬けこんだ

なますカボチャ(糸うり)の奈良漬けを

試食してみました。

お客様に出せるかな、まあまあの出来です。



酒博士坂口謹一郎先生の本によれば、現代でこそ、

このようなお酒と肴一品だけという飲み方をしますが、

一昔前までは空腹にお酒はよくないと考えたようで

ご飯と一緒にお酒を飲むのが当たり前だったようです。


忘年会シーズン、みなさんも

空腹にお酒は気をつけてくださいね。



考えてみれば江戸時代頃まで、食前酒などという

概念すらありえなかったのかもしれませんね。

坂口先生は、

「茶事の、まず白湯、一汁三菜で空腹を満たしながら

お酒を勧め、それからお抹茶という順序は、

酒の飲み方の理にかなっているように思える。」

というようなことを著書「日本の酒」の中で

記しています。



うーん、

しかし茶事の順序に則って接客してしまいますと

お酒好きのお客様にゆっくりと

お酒を楽しんでいたただけない気がしますし、

個人的に、お酒をいただくとご飯が入りません。😭

お酒をメインにするならば、やっぱり現代流に

お茶を一服お出ししてから、お口汚し&お酒

というスタイルが良いかななどと、

あれこれ考えているところです。



先にお茶ならば、お抹茶と一緒にいただく和菓子を

練りきりなどの重いものにするのも、

「空腹でお酒」にならない

良いおもてなし方法かもしれません。







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教室のクリスマス工作

 【17//2017】


昨日のファッション



こしひかりサンタ🤶🎄




今年最後の教室は、

クリスマスパーティーを兼ねて、

工作をしましたよ❣️




クリアフィルムとアルミホイルで、

富嶽三十六景の神奈川沖浪裏、ステンドグラス風

きれいでしょう?

こちらは私が描いた見本です。



子供達はそれぞれクリスマスパーティーを

満喫して帰りました。

また来年ね❣️






家に帰って、




お諏訪様からいただいた棒寒天で、

娘の牛乳かん作りのお付き合い。




横から指を突っ込んで、ペタペタと指を乾かす私。

これでも絵描けるかなと思いまして。笑



カゼインが邪魔してよくわからないけど、

接着力は弱いながら、描けなくはなさそうです。





絹本に寒天を塗って目地を埋めるやり方は、

昔の絵描きさんの秘策でもあるようなのですが、

メディウムにした事例はあまり聞きません。

興味がありましたらお試しください。🤗






実家の母から、ひと足早い

クリスマスプレゼントをいただきました。

金のネックレス🎁


純金は、金属なのにあたたかくて肌にもなじむので

大好きな鉱物なのですが、母にとっては

私が描く絵のイメージが強かったらしいです。


純金といえば




来年のお正月は塗杯ではなくて、

こちらを使おうと思います。

菊の御紋入り金杯❣️

納屋の解体の際に出てきたご先祖様の杯と思われます。

みがいてピカピカになりました!





息子が横から

かっぱ寿司のロゴマークみたーいって。🙀


せめて、文化庁の文化財愛護マークみたいと

言ってほしいところです💧





金杯に自分がうつり込み、よろこぶ二歳児。



この笑顔は、純金にも勝ります。









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魚膠抽出法 及び鮫の煮こごりの作り方

 【15//2017】


お店は、年始につかうお遣い物の準備中。

商品品薄になるほど大忙しです。

おまけに除雪で腕が筋肉痛です。😂今年の雪は重いー!

さらに夫は風邪をひいて寝込んでしまいました。



あー、絵だけ描いてたらどんなに楽だろうか。


さて、気をとりなおして、


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モウカザメの皮、スーパーで1パック200円くらい。

今日は、この鮫皮から、膠を取り出してみたいと思います。


動物の膠の作り方って、

実は作っている人以外、誰も知らないし、

見たことないですよね。


まぁ、だいたい想像できるのですが、、、苦笑



今日作る膠は、鮫の膠なので

魚膠と呼ばれる部類に入ります。

柔軟性があるので、絵画の修復などに用いる膠です。


もちろんこのまま使うもよし。

動物膠と混ぜるとお互い良い部分が引き立ち、なお良し!

ハーフに美人が多いのと一緒!  by 師  だそうです。笑


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1、まずは、皮を水で洗い、大きな鍋で3分ほど茹で、ザルにあけます。

この時のゆで汁は捨てちゃってくださいね❣️



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2、流水で表面の砂(ザラザラ部分)を擦りながら洗い流します。

砂が残っていると食感が悪くなりますし、

膠にも不純物が混ざってしまいますから。

写真は、上半分だけ砂を落とした状態です。


   
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つるつる、ぷりぷりの皮が現れましたよー!

これぞ、コラーゲンのかたまり!

女子必見です。



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4、細かく切りまーす。



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5、新しい湯でグツグツ。20分くらいでしょうか。

アクが気になるようでしたら、取り除いてくださいね!

よく茹でれば茹でただけ、濃い膠分が出るでしょう。多分。



このまま皮だけ取り出して、生姜醤油をかけて食べると、

また美味です❣️



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6、上澄みをお玉ですくいとると、

上質な魚膠水が完成しました‼️

濾し器でこさなくてもよさそうなほどきれい。


指でペタペタ感をチェックすれば、

膠の強さはだいたいわかりますよー。


うん、ばっちり。




これを保存させるには、

こおらせて好きな形にカットしたあと、乾燥させ、

シリカゲル入りの容器に入れれば、半永久的に使えます。




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さて、身のほうには、やっぱり

お出汁と醤油、みりん、生姜を少々入れ(目分量です💦



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鮫の煮こごり❣️


粗熱を取りがてらこのまま朝まで放置。

冷蔵庫に入れなくても固まるでしょう。





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そして固まった。🤗

今朝、固まった煮こごりを、娘の弁当に忍ばせてみました。

あたたかい教室に置いておくと、溶けちゃいますよ。

食べてくれるかな。




以上、一石二鳥!日本画家の

鮫による魚膠抽出法 及び鮫の煮こごりの作り方

でした。




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ヒスイでラッキー

 【12//2017】



朝起きたら外が真っ白!

寒いと身が引き締まる思いがします。



来週の夕方、糸魚川から大事なお客様がみえるので、

「夜咄の茶事」などというようないいものではありませんが、

来客用にお部屋を設えているところです。




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めずらしい備前の瓶子が出てきました。



これをお米とともに折敷に乗せ、床の間の神様にお供えしよう

と思ったのですが、肝心のお酒がありません。

酒屋さんへ行って、買ってこなくては。






そう思っていた矢先、、、




チャイムが鳴り、出ると親戚のお兄さん。

なんと、お酒とカレンダーのお土産をくださいました‼️




わっ、今ちょうどお酒🍶と思っていたばかりに‼️


すごく嬉しいです。


なんだか今日はついてる予感。




鼻歌を歌いながら、続いて小間の炉を開きます。

炉用の五徳と濡灰を用意したところで

あれ?😓



五徳の入れ方をすっかり忘れてしまい、途方に暮れる私。

なにせ小間の炉開きは数年ぶり。


まったく、記憶力が良くて困ってしまいました。🤑




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寒気で換気中



もう一度本を買って五徳の入れ方を勉強しなおさないとダメかも😢

お茶の先生から電話でも掛かってこないかしら。


そんなことを思った矢先、電話が鳴りました。え、まさかぁ∑(゚Д゚)




電話に出ますと、そのまさか‼️が的中しました🎯

お相手は、表千家の参与でいらっしゃいます

糸魚川のM先生‼️

初釜用のお抹茶の発注でお電話くださったのでした。




えー🤣願ったら本当に叶ってしまいました。

そしてちゃっかりいただいたお電話で、M先生に五徳の入れ方を

ご指導いただくことができました。👏




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M先生は、糸魚川の寺地遺跡の向かえにお住まいでいらっしゃり、

「昔おじいちゃんがお元気な時、あなたの家にお呼ばれしたの

懐かしいわ。今度我が家にいつでもお越しください。」と 

お誘いまでしてくださいました。

さすが茶人、遠回しに心配されています😸



前回ブログ記事の折井先生や土田先生もそうですが、

大先生は私にとって心の拠り所。神様みたいな存在です。




こんな半世紀近くも年が離れているひよっ子を

相手にしてくださるのですから。🐣拝





あ、そういえば、

今日はヒスイの簪❣️




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糸魚川の人たちは、ヒスイを身につけていると

必ずいいことがある‼️と、みなさん口々におっしゃいます‼️




ラッキーなのは、この簪のせいだったみたい。🤗




みなさまもヒスイパワーをお試しください。

ラッキーなことがたくさんありますように。














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日本画の巨匠、折井宏光先生

 【10//2017】



諏訪在住の歴史画家折井宏光先生が絵を描かれた

諏方大明神画詞。


どうしても欲しくて、、

出版元である長野日報さんの社長さんから

最後の一冊を、

無理をいって譲っていただいてしまいました。





折井宏光先生は言わずと知れた

日本画界、院展の大家でいらっしゃいますが、

改めて凄い‼️


よくぞ描いてくださいました😭

おそらく折井先生は、我が国最後の歴史画家さんです。

これを描ける絵描きは、

もう二度と現れることはないでしょう‼️



しかし一般の方々は、この本をご覧になられても

大して驚かれないことに私は驚いています。

この凄さは、描き手にしか見えにくい

世界なのかも知れません。




この春、折井先生のご親戚の方にご紹介いただき、

先生のアトリエを訪ねました。

その後も押しかけ女房のように三度もご自宅に

伺わせていただいておりますが、

折井先生のお膝の下に座り込み、

ずっとここでアシスタントをしていたいと思う程

それはそれは素晴らしい先生なのです!!涙




しかも、なんで諏訪なんでしょう‼️嬉




ご自宅に伺うと、あれこれ貴重なお話をしてくださいます。

そしてついつい長居をしてしまいます。笑



例えば私が崇敬する安田靫彦画伯のご教示など。

先生は直接安田先生からご指導受けて

いらっしゃるわけですから、

何かに書き留めておきたい‼️と思うような

貴重なエピソードばかり‼️

先生も目を輝かせてお話しくださるので、

きっと私がお伺いして

喜んでくださっているに違いないのですが、

日本の宝を産むお方。私の為に半日お仕事の手を止められるので、

あまりお邪魔はできません💦

と思いつつ、時間が止まればいいのにと願う私。




先生は、私の景行天皇と大和武尊の本の表紙絵をご覧になられ、

神代をここまでやられたのは川崎さんが初めてじゃないかなぁ、と

勿体無いお言葉をくださいました。




先生は私に、神代だけではなく

他の時代も描いたらどうかとおっしゃいます。


私は神代を勉強するだけで

すでに10年もかかってしまっていますが、

先生は驚くことに、これを通史でされているのです。

これがどんなにすごいことか。




例えば、神代の私の絵をご覧になられれば、一目で

これは何世紀のどの古墳から出た装飾品で、

ということが全てお見通しなのです。

国の文化財が全て頭の中に入っていらっしゃるのです。



先生いわく、大河ドラマなどの時代考証は

昔は全て歴史画家がやっていたのだとか。



今はそれをやる人がいないから、

衣装の柄一つ、髪型一つとっても、全く

故実に則っていないと嘆いておられました。



うーん。通史で描くには、私は200年くらい生きて

勉強しないと、描けない計算になります。笑

いや、生きれても、絵の実力はまた別なので、

描けないかも。。。😭





只今、折井先生に勧められた事典を

片っ端から勉強中です。

さすが大先生のお墨付きの事典です、面白い‼️

目から鱗が出る思いです。



普通は、故実家か日本画家かどちらか一つでしょう。

両方やるのが、歴史画家‼️

歴史画家って、本当に凄いです。😭


両方は、とてつもない勉強量でしょう。

だって通史でですよー💦


やっぱり天才だと思います。

こうゆう画伯が、

文化勲章を受勲されていかれるのだと思いました。



私が伺った時、昨日ちょうど先生は心臓の手術をして

帰ってきたばかりとおっしゃられながらも

ひたむきに画室でお仕事をされていました。

そんな絵描きとしての先生のお姿にも敬服です。



故実と画家と両方は

私の脳ミソでは無理かもしれませんが、

折角折井先生との奇跡的なご縁を

いただいたのですから、爪の垢をいただき

私もやれるだけ努力して勉強したいと思っています。


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